atelier HIBARI

Derek Jarman's Garden's closed

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My mother's garden

FABlousさんで開催された個展「デレク・ジャーマンの庭」無事終了いたしました。
沢山の方々に足を運んで頂きました。
その中でも時間をなんとか見つけ、忙しい仕事の合間に
駆けつけてくださった方々が沢山いらっしゃったことに
深い愛情を感じました。心から感謝いたしております。
今回お会いできなかったみなさまには
次回作品を見て頂けるよう頑張ります。
本当にありがとうございました。

私にとって「デレク・ジャーマンの庭」とは?

昨年1年かけて「デレク・ジャーマンの庭」をテーマに制作を続けてきました。
最後までこの答えを言葉で表すこと無く、展示を終えてしまいました。
私にとって「デレク・ジャーマンの庭」とは一体なんだったのでしょう。

初めてデレク・ジャーマンの存在を知ったのは、今から20年ほど前。
「Blue」や「ビトゲンシュタイン」等の彼の映像作品が
六本木のシネ・ヴィヴァンなどの単館映画館で上映されていました。
美大生だった私は「アート系の映像作品...あまり興味は無いけど観に行っておこうかな」
ぐらいの気持ちでいました。仲の良い友人が彼の映像作品「Blue」を観て、
「始終真っ青な画面に言葉のみの構成で途中で寝てしまった」
という話を聞き、観に行くのを止めてしまいました。

それから10年が経ち、場所は東京からロンドンへ。
イギリス留学中の私は時間があると、自転車でロンドン中の美術館やギャラリーを巡っていました。
その中でも、かつてダイアナ王妃が居を構えていたケンジントンガーデンズの中にある
サーペインタインギャラリーがお気に入りでした。庭というよりも公園と言った方が
日本人にはしっくりくる広大な敷地に、小さな平屋風の可愛らしいギャラリーがありました。
見た目の可愛らしさに反し、展示物はカッティングエッジな現代アートが主でした。
シンディー・シャーマン、村上隆、杉本博司などの個展を訪れたのを今でも覚えています。
夏には、世界的に名高い建築家が「パビリオン」というモダンな
東屋のようなもを建てることでも有名です。
私が住んでいた当時は、伊藤豊雄、オスカー・ニーマイヤー、
ザッハ・ハディットなどが手掛けていました。

その小さなギャラリーの中に、小さな美術書を扱う本屋がありました。
その本屋のセレクトが素晴らしく、展示会場よりも長居をしてしまうこともしばしばありました。
このギャラリーの向かいには世界的に評価の高い、美術系大学院大学
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートがあり、その生徒が制作したZINEや手製本の本など
まだ世間に出ていない、光り輝く才能を発見できるのも楽しみの一つでした。

その本屋でひときわ目につき、即購入した本が
「derek Jarman's garden」(デレク・ジャーマンの庭)でした。
死が直ぐにでも訪れることを知っていながら
楽園の様な庭を、背筋を伸ばし、美しい佇まいで、創り続けた
デレク・ジャーマンとその庭の写真集。
風景も、建物も、花々も、彼の描く文字も、何もかもが美しく
そこに英国的な美意識を感じずにはいられませんでした。

この写真集から、生と死、陰と陽、光と影、メメントモリなどを感じとることができました。
かつて、アラーキーこと写真家の荒木経惟は、枯れていく花、枯れかけの花にこそ
美があると言っていましたが、この本の中で枯れていく花とはデレク・ジャーマン自身で
彼の庭で咲き誇る生き生きとした花々と対称の美を湛えていました。

小さな頃から庭いじりが好きだったデレク・ジャーマンにとって、
プロスペクトコテージでのガーデニングは、彼にとってセラピーのようなものでもあり、
また死という旅への旅支度のような物だったのかもしれません。

ーーー

2008年の3月食道癌を患っていた父がいよいよ死を迎えようとしていると知り、
父の残り少ない余生を共に過ごそうと私はイギリスから緊急帰国しました。
私の不自然な帰国に、自分の命がそう長くないことを父は悟っていたと思います。
できることなら、そんなことを感じさせたくはなかったけれど、
父の顔を見ずに永々のお別れをするのは耐えられず、帰国することにしました。
2年もの間、たった一人で愛犬の死を看取り、父を看病してきた母に対する
申し訳ない思いもありました。
気丈に振る舞う母にも、心細く、寂しく、辛いことも沢山あったと思います。
母は、父にきれいな花を見せてあげようと自宅の庭に沢山の花々を咲かせていました。
ガーデンニングは母にとって辛い現実からの逃避であり、花々の美しさや、庭になる
夏みかんでつくるマーマレードの香りは、どれほど母を癒していたのだろうと思います。
「デレク・ジャーマンの庭」が頭をよぎりました。

ーーー

2008年4月の中旬、父は突然息を引き取りました。それはそれはあっけないものでした。
八重桜の並木を車で火葬場へ向かう途中、風がふき、目の前に花吹雪がまい散りました。
地球上の命が芽吹く頃、父の命の炎は消えてなくなりました。
私はそのまま日本での生活を始めることになりました。
イギリスでの生活を全て置き去りに、いつか行こうと思い、ついに行くことのなかった
「デレク・ジャーマンの庭」への思いをイギリスに残したまま。


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# by atelierHIBARI | 2015-04-05 08:33 | Work / Project

New print jewelry

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前回の個展の際に新作の版画ジュエリーをatelier aroiさんと協同で制作しました。

次の個展でも販売をする予定です。
宜しくお願いいたします。

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atelier aroiの作品を見られるところ

atelier aroi

creema

iichi
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# by atelierHIBARI | 2015-03-12 12:08 | Work / Project

B-bookstore


B-bookstore〜元気が出る本屋〜

さんに元気が出る本を推薦させて頂きました。
中村 信夫氏の「少年アート」もお薦めしたかったのですが、
すでに推薦されていたので、私はやはりあの本を推薦させて頂きました。

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bookstore〜元気が出る本屋さんのコンセプト
”元気が出る本”をテーマに様々なクリエイタがセレクトした本を紹介します。
楽天のアフィリエイトプログラムを使用し収益を東北への義援金とします。
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# by atelierHIBARI | 2015-03-11 17:21

3.11

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View from a window of Ishinomaki
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# by atelierHIBARI | 2015-03-11 14:46 | Aftermath

FAB VOL.1 PRINTISM

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先日個展を開催させて頂いたFABulousさんにて
版画によるグループ展に参加させて頂きます。
5人の異なる技法による版画作品です。
是非、足をお運びください。
宜しくお願い致します。

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FAB VOL.1
PRINTISM

2015年3月28日(火)〜4月11日(土)
13時〜21時

FABulous
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-14-6
4-14-6, Taishido, Setagaya-ku, Tokyo,154-0004, JAPAN
TEL. 03-5432-9762
E-Mail. info@fab-u-lous.jp
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# by atelierHIBARI | 2015-03-11 10:02 | Work / Project

Derek Jarman's Garden

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2年ぶりの個展を三軒茶屋にあるFABulousさんにて開催して頂くこととなりました。
大、中、小、合わせて40点以上の作品を展示する予定です。

19日(木)のデレク・ジャーマンの命日にはデレク・ジャーマンズナイトと称し、
イギリスの飲み物(有料)や食べ物(無料)をご用意してお待ちしています。

1ドリンク制となっております。ギャラリーにお越しの際には
1ドリンクオーダーをよろしくお願いいたします。

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『デレクジャーマンの庭 Derek Jarma's Garden 』

日時:2015年2月17日(火)~2月28日(土) 13:00~21:00 (last order 20:00)
※最終日は17時まで展示
定休日:日・月・祝 ワンドリンク制 500円~
場所:FABulous 東京都世田谷区太子堂4-14-6 AX-1
tel: 03-5432-9762 E-mail: info@fab-u-lous.jp
http://www.fab-u-lous.jp

在廊日は以下の通りです(時間は変更するかもしれません...)
17(火)16:00〜
19(木)17:00〜 *
20(金)13:00〜
21(土)13:00〜
25(水)14:00〜17:00
26(木)15:00〜21:00
27(金)14:00〜17:00
28(土)13:00〜17:00

*Derek Jarman's Night 夕方より
英国酒・料理等をご用意してお待ちしています。

FABulous

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atelier aroi
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# by atelierHIBARI | 2015-02-18 14:37 | Work / Project

TRIENNALE YAMAMOTO KANAE PRINT GRAND PRIX COMPETITION

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「THE GARDEN」 リノ版画、コラージュ、600×900
*部分写真です


トリエンナーレ第6回山本鼎版画大賞展にて作品が入選しました。
数年前に仕事で何度も通った上田市で作品を発表することができ嬉しいです。
美術館の帰りには千と千尋気分になれる別所線に乗って別所温泉に行きたいな。

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会 期 平成27年2月21日(土曜日)から3月8日(日曜日)まで
会 場 上田市立美術館 2階企画展示室
入場料 一般500円、大学・専門学校生300円、
    高校生以下・70歳以上・障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
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# by atelierHIBARI | 2015-02-06 15:35 | Work / Project

Happy New Year 2015

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クリスマス & 新年にフランスから届いたマリア

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

2014年は展示を少なくし、制作に時間を注いだ1年でした。
2015年は2月と4月の個展を始め、多くの方々に作品を見て頂けるような
活動をして行きたいと思っております。
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# by atelierHIBARI | 2015-01-04 21:26 | Everyday life