atelier HIBARI

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Figure skating

フィギュアスケート.....
あまりに多くのドラマがあり過ぎてクラクラした2週間。
涙なしには見ることのできない演技も沢山ありました。
スポーツって本当に心が揺さぶられます。

キム・ヨナ VS 真央ちゃんを
インターナショナル VS ドメスティック
という視点で見てきました。

15歳の頃からカナダに拠点を移し、カナダ人のコーチのもと練習してきた
キム・ヨナ は私の目から見るととても西洋(国際)化した韓国人のように見えました。
(まるで帰国子女やインターナショナルスクールに通うアジア人のようなといいますか...)
語学力、コミュニケーションの取り方、演技の上での表現力、衣装、メーク、歯並び
どれをとっても国際的で、そのうえきめ細やかな白い肌に美しい黒髪は
まさに西洋人が思い描く「妖艶でミステリアスなアジア人」

一方、ロシア人コーチに師事しながらも日本を拠点に活動してきた真央ちゃん。
ロシアは地理的にも文化的にもヨーロッパとアジアの中間に位置し
トルコ同様、アジアとも欧米とも異なる文化と歴史を持つ国です。
そのようなバックグラウンドを持ったタラソワコーチに師事し
日本で活動し続けた真央ちゃんはとてもドメスティックだったと言えます。
日本語のみをはなし、コミュニケーションや自己表現はとても謙虚で日本人らしく、
ピンクのひらひらの衣装に、愛らしいメークは「カワイイ日本人」そのもの。
技術に比重を置き、ひたすら練習に励むけなげな真央ちゃんは
「頑張る」日本女性の鑑だったと思います。

昨日、バンタンデザイン研究所の評議会に出席しました。
様々な分野で活躍している評議員を招いてのパネルディスカッションで
ファッションデザイナーの山本寛斎さんが
「ロンドンのセントラル・セント・マーチンズに留学している日本人学生と
グローバルな視点でカリキュラムを組んでいるバンタンデザイン研究所で勉強する学生、
10年後にどっちが勝つのか?」と単刀直入に疑問を投げかけていました。
それを聞いてまさにキム・ヨナと真央ちゃんみたいだなと思いました。

また、今回のオリンピックで多くの選手が
「自分らしく」と言う事を心がけて演技していました。
私は個人的に、メダルこそ取得できなかったけれども
初出場で入賞した小塚選手と鈴木選手の演技が清々しくてとても好きでした。
最高の自分を出し切り、悔のない演技をした二人だったと思います。
ということは、勝ち負けなんて関係ないナンバーワンよりオンリーワンならいいってこと?
それも何か違う様な気がします。自分の中で完結したオンリーワンではなくて
オンリーワンを追求したのちに得られるナンバーワンを
目標とするのがやはり前向きで建設的だと思います。

今回カナダで開催されたオリンピックで
カナダ人コーチ、ブライアン・オーサーの緻密な戦略/戦術と
キム・ヨナ自身の努力による完璧な演技で金メダルは彼女のものになりました。
彼女の精神力、美しい表現力そして安定感のある技の数々は本当に素晴らしかったです。

けれど、真央ちゃんのとった選択は何一つ間違いではなかったと思います。
これからも「高い技術」「可憐でしなやかな強さ」「スケートが大好き」という気持ちを
もち続けますます成長してほしいなと思います。次のオリンピックはロシアですし!
日本女性の鑑、真央ちゃんの世界に誇れるところを全面にだし、
また国内だけで評価される要素を間引きどのように世界にアピールしていくかが、
私達日本人が今後世界とどう付き合っていくかの鍵になる様な気がします。

海外で学位をとって、外国語をペラペラ話す人が国際人と言う訳ではないし、
国際化とは西欧で暮らすことや西欧のやり方をそのまま日本に持ってくる事でもありません。
日本(人)の素晴らしい資質を保ち、国内だけで満足するのではなく、
世界に発信する事こそが真の国際化に繋がると思います。
そのような人材がもっと増えれば日本の未来は明るいのかなと思いました。
グローバルとかインターナショナルについて考えさせられる2週間でした。
真央ちゃんお疲れさま!
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by atelierhibari | 2010-02-26 20:39 | Everyday life

Degree Show @ TDG

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東京デザイナー学院 卒業制作展のお知らせ

ハラハラドキドキした卒業制作が無事終了し
展覧会を迎える事ができました。
今回初めて卒業制作の指導に参加させていただき、
私自身も学生とともに沢山の事を学ぶ事ができました。
お時間ございましたら是非ご覧くださいませ。
(地下1階で同時開催中のbasement 1による B1展もおすすめです!)

期 間:2/25(木)・26(金)・27(土) *27(土)は17:00まで
時 間:11:00~20:00
場 所:東京デザイナー学院 西神田七号館校舎
    東京都千代田区西神田2-5-6 神保町駅/水道橋駅より徒歩5分
    http://www.tdg.ac.jp/

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by atelierhibari | 2010-02-18 15:14 | School

Degree Show @ Vantan Design Institute

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卒業制作展のシーズンです。
バンタンデザイン研究所では一足お先に制作展示を終了しました。
卒業学年は担当していないのですが展示は見にいきました。

ヴィジュアル学部(グラフィック/イラスト)の卒業学年は
昨年、講師正式採用直前のプレ講義を持たせてもらったので
(生まれて初めての授業で緊張しました....)
卒業制作展では知っている名前をいくつか目にしました。

そのプレ講義で自己紹介をかねて
自分が何を目指しているかを学生に話してもらいました。

イギリスの学校でもこのような課題を第1回の授業に取り入れます。
5年、10年、20年先の自分の目標をグラフに書かせるというもの。
そうする事でヴィジョンを明確にし、これから始まる授業を無駄にせず、
目標達成に役立てます。もちろん、途中で目標が変わってもいいのです。
ただ、自分の立ち位置を見据えて目標に到達するまでの過程を大切にする
というのが目的です。ちょっと勝間和代的?レコーディングダイエット的?

その授業の中で、イラスト学科の少し不器用そうな男の子が
「スポーツイラストを描きたい」と言っていました。
その当時、彼は少し頼りなく見え、決して器用な子ではなかったのです。
卒業制作では立派にトリプティック(三幅対)のスポーツイラストを完成させていました。
スポーツ雑誌にイラストの掲載も決まっているそうです。
この1年、頑張ったんだな〜っとつくづく思いました。

イラスト学科は学生数が少なく、モチベーションを保ちながら、
切磋琢磨するのがなかなか難しいです。そもそも、内向的な学生も多いですし。
けれども、今年の卒業生はどの学生もそれぞれに個性を発揮し、
思いっきり自分のやりたかった事を達成できたのではないかなと感じました。

プロダクト学科の作品も拝見しました。
3人の生徒が展示室に待機していて、他の生徒の作品まで
ひとつひとつ丁寧に説明してくれました。
作品も、プレセンテーションも、人柄もとても好印象でした。

来年、どのような作品を見る事ができるのかいまからとても楽しみにしています。
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by atelierHIBARI | 2010-02-17 18:21 | School

REPORT : Traditional folk house tourism

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行ってきました、冬の長野に!
塩田は普段あまり雪のふらない場所なのに、
その日は辺り一面銀世界。
前回同様天気に恵まれ絶好調の旅となりました。

今回は女子美時代の友人三好美穂さんと日本民家再生協会、信州民家の会、
塩田子育てネットワーク共同主催の民家ツーリズムに参加しました。
彼女は日々の生活を丁寧におくる10年選手の良妻賢母です。
地元横浜で都市での田舎暮らしを実践しているので、
本当の田舎暮らしにきっと興味があると思いお誘いしました。

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今回は、餅つき、お雑煮作り、薪割りなどの体験が盛りだくさんでした。
専門家の方々に説明を受けながらの古民家の見学や
周辺の散策ができた事もまた貴重な経験となりました。
古民家の所有者の方々は
どなたも親切に私達の質問に答えてくれました。

参加者の方々はみんな以前からの知り合いかのように打ち解けていました。
やはり、塩田のあの雰囲気が人を柔らかくするのかも。
下は大学生から上は定年退職された方まで、
みんなで大きなテーブルを囲んだ食事の風景はさながら
「親戚一同集まっての法事」のようでした。
We're a great big family~♪

また、遊びにいきますね〜。

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by atelierHIBARI | 2010-02-11 21:48 | Work / Project

AUTTAA + MORIOKASHOTEN

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on the left : AUTTAA's stall in ZOUSIGAYA  on the right : MORIOKASHOTEN

déjà-vu?

どこかで見た風景.....

あーっ!ロバート・キャンベルの研究室!

と思っていた場所が実は森岡書店という素敵な本屋さんでした。

時々見ているJブンガクというNHKの番組は
ロバート・キャンベルさんが素敵な洋服を着て、
日本文学について英語で解説するというもの。
そのお部屋を私は勝手に「センスのいい先生のセンスのいい研究室 in 東大」
と思っていました。けれども実際は茅場町にある本屋さんだったのです。

Jブンガクはキャンベル先生の人となり、ファッションセンス、
英語で日本文学を解説する面白い試み、
素敵な空間とどれをとってもパーフェクトで先生の解説をそこそこに、
「うっとり眺める番組」になっていました。
そこへ偶然にも足を踏み入れる事のできた私はまるで
「ハイジの干し草のベットのある部屋」や「トムソーヤのツリーハウス」
に入る事ができたのと同じくらいの感動を味わいました。
(子供の頃入れたらいいなって思いませんでした?)

キャンベル先生を10年前から知る店主も、
先生と同じぐらい透明感のある素敵な方で
先生の人となりや洋服について色々お話ししてくださいました。
興奮冷めやらぬままに書店を後にしました.....

おっと、なぜ私がそこを訪れたかというと!
以前雑司ヶ谷の手作り市で数年ぶりに再会したお友達のブランド
AUTTAAの展示を見るためでした。
彼女たちのノスタルジックな作品は
ノスタルジックな本屋さんにマッチしてとても素敵でした。

最近の私は変なチカラが強まって、好きな物をどんどん吸い寄せています!
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by atelierHIBARI | 2010-02-11 21:05 | Exhibition