atelier HIBARI

Russian Dolls

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ロシア人形も「戦争反対!」と訴えています。


イギリスでフランス系幼稚園に勤めていたことがありました。
その幼稚園にとっても聡明なロコという2歳の男の子がいました。
おしゃべりが上手で、とても賢くて、愛嬌の良い男の子でした。
彼の両親はユークレインという国の出身者でした。

ユークレインが元ソビエト連邦に属していた
ウクライナだとはすぐに気づかなかった私は
英語表記のユークレインは
何処か暖かい国のひとつなのかなと思っていました。

キエフバレエ団の本拠地のあるウクライナ。
ユークレインがソビエト連邦の一部だったウクライナと
知ったのは少し経ってからのことでした。

小学生の頃、映画「はだしのゲン」を学校の体育館で鑑賞しました。
戦争が怖くて怖くて仕方なく、しばらくの間眠れない日々が続きました。

お父さんが、第二次世界大戦が終わった後に天皇陛下が世界の国の人々に
「日本は、もうに二度と戦争はしません」と約束(憲法第九条)したから大丈夫だよ
と教えてくれました。けれどもやっぱり不安だったので、毎日毎日考えました。

眠れない夜に、秘策は無いかと思い、悩み、考え、私が出した答えは、
「全世界の人々が暴力ではなく、オリンピックの競技で戦えば良いのではないか?!」
というものでした。我ながら良い答えを出したと思い、それからぐっすり眠れるようになりました。
(今思うと100点満点の解決方法ではないけれど…)

ソチオリンピックの興奮がいまだ覚めやらず、毎日動画をみては
あの子やこの子の、あの瞬間を思い起こし心震えています。
こんな素晴らしい感動を与えてくれたオリンピック開催国と、
その隣の国、その隣の国の向こうの国で今起きていることが残念でなりません。

そうそう、ロコは今年9歳。
元気にしているかな?











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by atelierhibari | 2014-03-10 14:16 | Everyday life